ぼくらの15年戦争
終わりましたよ(物理)!!ええ(物理)!!!大学に於ける全ての試験が終わりましたよ(物理)!!!!!
私が彼と出会ったのは小学生の頃でした。生物ちゃんと化学ちゃんと地学くんが大好きだった小学生の私。理科がデキる子なのだと思い込んでしまっていた私。
突然、私は理科のテストで4点(100点満点)を取ってしまったのです。
小学生私「なぜ!なぜなんだ!!」
??「フッフッフッ」
小学生私「君は一体誰なんだ!?」
物理「私の名前は物理。これから理科を学ぶ上で切っても切り離せないとても重要な科目だよ」
小学生私「し、知るもんか!君なんて嫌いだ!」
物理「フッフッフッ」
〜中学受験〜
中学生私「ふぅ、なんとか乗り切った。理科の授業も楽しいしテストの点数も良いし最高!」
物理「もうすぐ会えるね」
中学生私「だっ、誰だ!?はっ、まさかお前は私を4点に陥れた…!?」
物理「そうとも。君は次のテストで平均点以下を取るだろう。」
中学生私「ま、負けるもんか!!」
物理「喰らえ!フレミングの法則!!」
中学生私「アレ!?右手…!?左手!?どっち!?親指がでん…ぐああああああああああああああ(死亡)」
〜高校進学〜
担任「進路調査なんですけど、君は理系の生物選択でよろしいですか?」
高校生私「はい。もちろん。」
担任「大学に進学した後も物理はしなくてはいけませんが大丈夫ですか?」
高校生私「はい。(いうて生物系の学科行けばオッケーやろ)」
〜大学受験〜
受験生私「生物と化学ならどうにかなるわ。他にやりたいこともないしな〜、生物好きやし生物系の学科行こ。お、ゲノム?面白そうなことやってるやん、ここの学科にしよ」
〜大学入学〜
大学生私「やっと大学生になったで。もう私は生物しかせんでええんやわ」
物理「にゅっ」
大学生私「おまっ、なぜ私の前に再び現れる!」
物理「お前ゲノムやるんやて?物理やでそれwwwww」
大学生私「???なに言ってるんだこいつ」
大学授業「物理1・物理2・基礎生命物理学・化学2・分析化学・量子生物学、その他もろもろほとんど物理やし頑張れや。ちなみに生物系の授業はすっくないで。」
大学生私「??????????????????」
大学単位「欲しいか?俺が欲しいか?授業出ろやwwwレポート出せやwwwヒェッヒェッヒェッヒェッwwwww」
大学生私「ガチしょんぼり沈殿丸」
大学研究室「研究室選べよ。うちの学科、7個ある研究室のうちウェット系は2個だけやけどな」
大学生私「戦争じゃああああああああ」
就活「研究?させるかwwwww」
就活生私「エッ」
シャカイ「なんであたしがお前を雇わなきゃならないんだい!?見るからにグズで!甘ったれで!泣き虫で!頭の悪い小娘に、仕事なんかあるもんかね!お断りだね!これ以上穀潰しを増やしてどうしようっていうんだい!それとも…一番つら〜〜〜い、きつ〜〜〜い仕事を死ぬまでやらせてやろうかぁ!?」(千と千尋の神隠し・湯婆婆のセリフ引用)
就活生私「鬱」
弊社「契約書だよ。そこに名前を書きな。働かせてやる。その代わり嫌だとか、帰りたいとか言ったらすぐ子豚にしてやるからね!」(千と千尋の神隠し・湯婆婆のセリフ引用)
就活生私「はい。」
弊社「あ、技術職で採用するし、物理やっといてね」
就活生私「ブヒ〜〜〜〜〜」
〜研究するよ!〜
研究室私「やっと研究できるぞ!」
物理「にゅっ」
研究室私「なんだお前は」
物理「忘れたか、君は来年から物理だからって物理の授業を取ったんだ。」
研究室私「ぐはぁ」
物理「喰らえ!A4サイズノートに60枚手書きレポート!!!」
研究室私「光が波で波が光でつぶつぶでつぶつぶな波がぎゃあああああああああああああ」
物理試験「解けよオラ」
そして今日に至った訳です。
私と物理の戦いは、続く。
(もうおふとんの中だよ)
おふとんが恋しい毎日ですね。
こんにちは、私です。
おふとんが恋しい。
離れるのが惜しい。
これは恋なのか?
いや、本来おふとんと私は2つで1つであるべきなのではないか。
湖あっての滋賀県。
湖が無い滋賀県とはもはやただの京都の植民地である。
同様に、おふとんを失った私はアイデンティティを失い、パソコンとぺんぺん草と対峙しながら「これも結果や」を繰り返すまるで壊れかけのレイディオ。
そうだ、おふとんへ戻ろう!
突如として発狂することもなく(←静電気に遭遇)、
語彙力が幼くなることもなく(←行き詰まる卒論)、
ナイフの投げ合いを繰り返すこともなく(←言葉の暴力)、
暖かく私の全てを包み込んでくれるアモーレ!
私は君なしでは私らしく生きられないんだ!
私らしく、私らしく…
眠い、もう眠いんだパトラッシュ…
( ˇωˇ )スヤァ